スワップ運用においてリスク分散に効果のある通貨として、前回はクロス円通貨の相関について調査しました。
好評のようでクリック率が上がりました。ありがとうございます。
そこで早速今回は、欧州通貨の相関を調べてみました。
(相関のことがよくわからない場合前回記事)
下の表を見てください。
|
相関 |
USDJPY |
EURGBP |
EURCHF |
GBPCHF |
USDCHF |
EURUSD |
GBPUSD |
|
USDJPY |
1.00 |
0.12 |
-0.27 |
-0.24 |
0.81 |
-0.83 |
-0.82 |
|
EURGBP |
1.00 |
-0.04 |
-0.85 |
0.05 |
-0.03 |
-0.38 |
|
|
EURCHF |
1.00 |
0.54 |
-0.14 |
0.34 |
0.33 |
||
|
GBPCHF |
1.00 |
-0.12 |
0.20 |
0.48 |
|||
|
USDCHF |
1.00 |
-0.98 |
-0.92 |
||||
|
EURUSD |
1.00 |
0.94 |
|||||
|
GBPUSD |
1.00 |
※2003/3/13〜2006/3/10の約3年間の日足データより算出
ドル円と相関が低いのは、ユーロポンド。相関が高いのは、ドルスイス。
また、ドル円がユーロドルと逆相関であることは有名ですね。前回記事にも書きました。
相関がほとんどない(リスク分散効果が高い)組み合わせは、
-
ユーロドル/ユーロポンド (-0.03)
-
ユーロスイス/ユーロポンド (-0.04)
-
ドルスイス/ユーロポンド (0.05)
-
ドル円/ユーロポンド (0.12)
-
ドルスイス/ポンドスイス(-0.12)
となっておりユーロポンドはこのどれとも相関が極めて小さいです。
逆相関が高い(相殺効果が高い)のは、
- ドルスイス/ユーロドル(-0.98)
- ドルスイス/ポンドドル(-0.92)
- ドル円/ユーロドル(-0.83)
- ドル円/ポンドドル(-0.82)
の組み合わせになります。
現在スワップが高くてリスク分散に効果がある組み合わせは、
- ドルスイス/ポンドスイス(-0.12)
- ドル円/ポンドスイス(-0.24)
- ドル円/ユーロスイス(-0.27)
となります。
いかがだったでしょうか。今回は、3年間のデータだけを集計しました。7年分のデータは別の機会に発表します。
今回の欧州通貨でリスク分散という記事も、
非常に参考になりました。
不躾なお願いなんですが、もしよろしれば
ポンドドルの相関係数も調べていただけると
ありがたいです。
個人的にはドル円と逆相関の関係があるように
思われます。よろしくお願いします。
先日はのコメントと当サイトご紹介ありがとうございました。
ポンドドルについてもデータを追加したのでご確認ください(本文を修正しました)。予想されていたとおり、ドル円と逆相関が大きいです。ユーロドルと似ていますね。
相関がほとんどない=リスク分散効果が高い、というのが分かりません。相関がほとんどないということはどっちに転ぶかわからないということですよね?もしよろしければ説明いただければと思います。
相関がないということは、それぞれがまちまちの動きをするということです。ただし長期間(相関の測定期間)ではトレンドがあうことはないといえます。トレンドが一致しているところがあると、相関係数の絶対値が増えますので。
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