大きな変化があったように思いますが、長期的なトレンドとしてはどうなのでしょうか。
今回は豪ドル/円(AUD/JPY)とドル/スイス(USD/CHF)の相関関係について検証してみます。この組み合わせは、NZドル/円とドル/スイスの組み合わせにも傾向が似ています。私は以前から逆相関が強い組み合わせとして注目をしていました。
まず相関係数の変化は次のようになりました。
相関係数の計算直近、半年前、1年前の3パターンにして傾向を比較します。
また計算期間は2年間、1年間の2パターンで計算します。
すると次のようなマトリックスができます。

※計算値は2007年10月8日現在
AUD/JPYとUSD/CHFの組み合わせについて、これから次のことが言えます。
・2年前、3年前は負の相関(逆相関)が強かった
・1年前の相関係数は、0.66(2年間)、0.69(1年間)と相関が強い傾向がある
・半年前から相関が弱くなった
・直近では負の相関(逆相関)が強くなった
次にAUD/JPYとUSD/CHFの組み合わせチャートを見てみます。

※2005/10/10〜2007/10/10 2年間
すると、今年に入ってからチャートの動きが上下反転したようになっているのがわかります。
8月の円高の影響でAUD/JPY(青線)は大きく落ち込んでいますが、このとき若干ながらUSD/CHFも上昇していました。その後はAUD/JPYは上昇に転じ、USD/CHFは下落しており逆の動きをしています。
いまのところ、相関係数に従って動いていると言えます。このように1日や2日では違うような動きに見えても長期的なトレンドはあまり変化がないということがあります。
なぜこのような動きになるのでしょうか。
AUD/JPYが上昇する理由は、円の低金利が背景にあり、金利差狙いのキャリートレードの対象となりやすい通貨であることが大きいです。これはNZD/JPYでも同じです。これが行き過ぎたときのいわゆる「巻き戻し」は、年に数回発生しています。
USD/CHFが下落を続けている理由。これは2001年の米同時多発テロ以来ドルから資金がユーロ圏にシフトしてきたことがあります。また、スイスフランは低金利通貨のため円と同じように売られやすい通貨ですが、それもスイスフランの金利上昇により、キャリートレードの規模が小さくなってきたことや、ユーロやポンドのようなユーロ圏通貨の上昇トレンドにスイスフランも引っ張られているからだと思います。実際ユーロ/スイスの為替レートは、他の通貨と比べても変動が少ないのです。
今後は、ドル、スイス、豪ドル、円はどうなるのでしょうか。
これについてはまた次回の記事で書きます。
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複数の口座のうち一つの口座でハイレバレッジにて運用しています。
それはUSD/CHF中心にやっているのですがあまりに偏ったPFだった為、8月の円高時にAUD/JPYを追加しました。
比率はUSD/JPY:AUD/JPY=6:1です。
これでもまだ十分に偏っているのですが十分にヘッジされています。
私の場合は逆相関を意識して組み入れたもののはやぶささんのように数値として認識していなかったので勉強になりました。
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