ここでは、2007年12月に掲載されたFX関連情報を掲載しています。
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2007/12/25(火) 11:38
先日セントラル短資(オンライントレード)を訪問しました!
はやぶさのメイン口座のFX会社です。聞きたいことや伝えたいことなどいろいろありましたのでいつかここの会社の人とお話しする機会があればいいなーと思っていたのです。
今回は、私が取材をするという形で、セントラル短資の取り組みについて質問しながら意見や要望なども伝えることができました。セントラル短資の特集記事まとめはこちら


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セントラル短資FX
>というと、親会社は100年の歴史のある短資会社。
銀行間の資金貸し付け仲介、また為替ブローキング業務などを行ってきた会社です。
日銀の金融オペレーションの実動をやっているなどかかわりも深く会社は日銀のビルすぐ横にありました(11月に三田へ移転済み)。そんな歴史のある会社が為替業務を分社化し、個人へのFXサービスを始めたのです。さぞかし格式高い会社なんだろうなーと、ちょっと身構えてしまっていました。

フロアについてまず感じたのは、社員の方がとても親切で雰囲気がよかったことです。待っている間「いらっしいませ、もう担当は呼ばれていますか?」とすれ違う社員の方に何回も声をかけられました。

会議室に案内されたときはとても緊張してしまいましたが、はやぶさブログもよく目を通していただいているとのことで、とってもびっくりです。
ざっくばらんに質問を交えながらいろいろなことに話が弾みました。イメージしていたようなエリート色や体質の古い会社といった雰囲気はなく、非常に活気のある会社でした。

●短資会社が個人向けFX始めた経緯
金融業界では名の知れた短資会社でも、個人相手のサービスでは全く無名の会社なので相当ハードルが高かったはずです。
「個人向けサービスを始めるのは、本当に大きなチャレンジでした」とのこと。
個人投資家にどうやって知ってもらい、質の高いサービスを提供できるか?
これは設立当初からのテーマだったそうです。ベンチャー気質なのもうなずけます。

●FX顧客の数は予想よりも増えている?
ここ数年はFXブームで口座が爆発的に増えてきたとも言われています。
FX会社としては口座の伸び方は予想よりも多かったのか少なかったのか。
「予想以上に多くのお客さまにご支持をいただいたようだ」と担当の方は言っていました。これにはセン短自身の広告営業以上に、お客さまやブロガーからの情報発信が非常に大きく個人投資家がまさに社会を動かした年であると考えているとのこと。
FXブームと言ってもやはり偶然の産物ではないわけですね。証券口座などに比べるとFXは口座がまだまだ少ないので伸びる余地は大きいのでしょう。

●ターゲットとしている顧客
セン短はスワップポイントが高いことで有名ですが、スワップ派ははたして歓迎されているのでしょうか?
「(金利がいいから)外貨預金をやりたいからFXを始める人が多いので、そのニーズに応えていく」とのことです。
セントラル短資では、当初からスワップポイント(金利)に魅力を感じている人が想定顧客とのこと。つまり「スワップ派は大歓迎」なのです。
またインターバンクでの取引をそのまま顧客の取引に反映させることに強い使命感がありスワップポイントで利ざやを稼ぐようなことはポリシーとしてやらないのだそうです。スワップ金利の水準は維持されることでしょう。
※トレード派向けには【FXハイパー】という手数料無料で最大レバレッジ100倍の口座も始まりました。

●取り扱い通貨ペアの選定方法、今後の予定
当初は少なかった取り扱い通貨ペアですが、スワップ派がリスク分散する上で重要な通貨ペアを積極的に増やしてきています。個人的にはポンド/スイスといった欧州通貨ペアや、南アフリカランド/円の1万通貨単位が始まったので、メイン口座にしようと思いました。最近では、オセアニア通貨/スイスのペア。シンガポールドルの追加など。取り扱い通貨の選定方法や今後の予定について聞いてみました。

「通貨は流動性を特に重要視」とのこと。
流動性に乏しいマイナー通貨は、カバー先銀行が少ないため相場急変時にや24時間安定的なレート提示が難しく、売りたい時に売れないなど顧客にとって不利な取引環境を提供することになりかねないそうです。そんな中でも、今後経済成長が見込まれる国の通貨は積極的に取り入れていきたいという担当者の思いが伝わってきました。

個人的にほしい通貨ペアもお伝えしました。シンガポールドルがせっかく入ったのでクロス円だけでなくUSD/SGDやGBP/SGDなどです。このような合成通貨ペアは、まったく新しい通貨を増やすよりも対応しやすいようです。ぜひ取り入れていただきたいものです。
担当の方も「通貨分散によるリスク分散は非常に重要です。」と。
さすがスワップ派向けの会社です。相関係数を自社のサイトに載せているのはここくらいでしょう。

●外貨受け渡しについて
外貨受け渡しはを非常に面白いシステムです。うまく使えば外国に行く時、両替するよりも断然得なレートで外貨にすることができます。
一番損をするのは空港の両替所です。香港ドル/円などは4円もスプレッドがあったりします。香港ドル円のレートはドル円やユーロ円などに比べると、桁が一つ小さいので2円といっても、率に換算すると実質20円くらいとられているようなものです。ここで外貨受渡しを使えばかなり得をすることになります。例えば100万円両替なら10万円以上の差が出ます。
※残念ながら香港ドルの外貨受けには対応していませんので是非対応をしてほしいものです。

「外貨受け渡しの利用者はまだ少ない」そうです。
取り扱い通貨が1万通貨単位なので、利用機会は少なくなってしまうのが難点。逆に、外貨を口座に入れて取引を開始するケースはあるようです。
例えば今のようにドルや円に対して強くなっているユーロ。ユーロを持っているなら、証拠金としてユーロを入れることで有利になります。また円で出金する際も有利です。
外貨を持っていると投資の幅は広がりより有利な取引をすることが可能です。セン短はその点スワップも外貨で貯まるのが面白いところですね。

●取引システムの改善について
FX口座画面は表示されない情報がいろいろあります。例えばレバレッジ、累積スワップの合計値や、期間を指定した損益計算など。私は表計算ソフトを使って毎月これらの情報を管理しています。今回このような資金管理システムの導入も顧客を代表して提案してきました。
セン短でもこの必要は感じており、適時導入をしていきたいとのことでした。これは是非実現してほしいと思います。

●FX会社の選び方について
長期投資スワップ派としては、FX会社の選定はとても重要です。
先日の金融庁のFX業者点検に対する回答もこちらに掲載されていました。
信託保全の状況はよく指摘されることですが、カバー先金融機関(カバー先銀行)の信頼性も大事なポイントです。カバー先は、顧客の注文を受けてFX会社自身が取引注文を通す金融機関です。カバー先によっては、相場急変時にレートが提示されないケースもあります。

最近は特に、損失をこうむるのは顧客であることが多いようです。
FX業者自体だけではなく、カバー先金融機関の信頼性、財務内容、格付けなども非常に重要で、複数のカバー先を持っていることも重要とのことでした。
ちなみに、セン短のカバー先(カウンターパーティ)もしっかりチェックしておきましょう。

会社の信用力というのはなかなかわからないものですが第三者格付けも参考になります。セントラル短資オンライントレードの第三者格付け(JCR)はBBB+(安定的)です。

これは証券会社の松井証券やマネックス証券と同じクラスになります。ちなみに、親会社のセントラル短資はA-(いずれも2007年12月現在)です。FX会社の信用力としてはトップクラスですね。


以上、簡単に内容をまとめましたが、個人的には長期で口座をもつFX会社としては最適との認識を強くしました。また実際に社員の方と会って話をすることで、方針や考えがよく伝わってきたので今回の取材の収穫は大きかったです。
お忙しい中取材に応じてくださった担当者Iさん、Aさんありがとうございました。

この写真は、顧客の注文やポジションを24時間体制で監視している部屋の様子です。
※特別許可を得たものでありコピー等一切禁止させて頂きます

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セントラル短資の魅力を伝える記事はほかにもあります。
セントラル短資をメイン口座にする理由
通貨分散スワップ派にうれしい通貨ペア増

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2007/12/13(木) 15:35
さて、前回の続きです。
スワップ派にとって、魅力的な高金利のISK(アイスランドクローナ)についてです。

仮に豪ドルをレバレッジ2倍で買うのと、アイスランドクローナをレバレッジ1倍で買った場合、もらえる金利(期待スワップ金利)はどちらもほぼ同水準ということでした(クロス円ペアの場合)。
一方で、過去の為替変動の大きさは、豪ドルと比較しても大差がないということがわかりました。

一つだけ違っていたのは、政策金利の推移です。豪ドルは過去金利が低くても他の通貨と比べて比較的高い水準を維持し続けているのに対し、ISKの金利は2%台ということもあったのです。ここ10年間くらいではかなりの金利変動があった通貨になります。

では今後ISKの金利はどうなるのでしょうか。その前に、いまこれだけ金利が高い理由は何でしょうか。
2003年頃より海外からの投資が活発化したことがきっかけになっているようです。大型プラントやエネルギー系への大型投資などから始まり、以降ほとんど欧州からの投資によってアイスランドは急成長を続けてきました。そのため景気が過熱しており、金利を引き上げることによってこれを抑えようとしているものと考えられます。

データとしては、アイスランドの経済成長率は7.5%(2005年)、同時期の物価上昇(インフレ)率は約5.7%で、ヨーロッパ全体の平均(約2.5%)と比べると大きいのは確かです。

このような経緯で過去最高水準の金利となっていますが、今後は海外からアイスランドへの投資もひと段落し、景気も落ち着いてくるものと思われます。つまり、金利はこれから段階的に引き下げられていくことになるはずです。

もうひとつ特徴的なのは、ISKが流通しているアイスランドは人口たった30万人の国ということです。まさにマイナー通貨です。メジャー通貨と比べると極めて流動性が乏しいといえるでしょう。FXでは取引可能な時間も限定されているようです。

ISKの現在の為替レートについて長期で見た場合、対円、対ドルでは高値圏。対ユーロではほぼ真ん中か、やや安値圏にあるようです。レートについては豪ドルについても、ISKとほぼ同じことが言えます。高金利であるためキャリートレードして使われることが多く、これらの通貨とは連動性が高いと言えます。実際、前回の調査では対円ペアでの相関係数も高かったですからね。

結論として、今後のISKは

・金利は変動しやすく今後は下がっていきそう(過去2%台もあり)
・通貨も下落余地の方がおおきそう
・下落した時は高金利通貨特有の暴落あり(過去アイスランド・ショックあり)

ということなるでしょうか。

このようなリスクがあっても、レバレッジ1倍なら、強制ロスカットを気にせず保持し続けられるのでうまみがあるのは事実です。豪ドルと比べたら、レートの下落と、スワップ金利の下落は大きいかもしれませんが、長期であればレバレッジ2倍の豪ドルよりはリスクは低いと言えそうです。
逆に、レバレッジが高い場合は、ISKは慎重になった方がよいでしょう。高金利通貨ゆえボラティリティが高いのはもちろんですが、流動性に乏しいためレートが飛んだり、スプレッドが広がったりと、取引時間が限られていることも手伝って不利な取引となってしまう可能性が高いからです。下落を考えた場合に、インパクトは大きいです。

長期の外貨投資と考えて含み損があっても耐えられる低レバレッジ・スワップ派には、ISKは一考の余地ありかとおもいます。想定下落ラインを決めておくことを忘れずに!ですね。

ISKなど高金利マイナー通貨を有利に取引するならHirose-FX2がおすすめです。
2007/12/03(月) 19:52
スワップ派の方から、ISK/JPY(アイスランドクローナ/円)について質問をいただきました。
実はISK:アイスランドクローナは私も気になっている通貨です。
ISKは現在金利が高く約14%です。メジャー通貨で高金利といわれるポンドや豪ドルに比べても2倍程度の金利があります。

ということは、仮に豪ドルをレバレッジ2倍で買うのと、アイスランドクローナをレバレッジ1倍で買った場合、もらえる金利(期待スワップ金利)はどちらのケースでもほぼ同じということになります(クロス円ペアの場合)。

どちらの方がよいのでしょうか?

まずは、ISK/JPYの長期チャートを見てみましょう。
ISKJPY長期チャート


1995年からのチャートです。約17年間もの長期ですがこれを見るのは重要なことです。
アイスランドは1996年頃から2000年頃まで好景気が続き、対円為替レートも上昇していることがわかります。
レンジとしては、1.12円~2.00円の範囲です。

次に、AUD/JPYの長期チャートです。
AUDJPY長期チャート

こちらは、55円~110円のレンジです。

ISKとAUDどちらも底と天井でレートが2倍くらい値が違うことがわかります。
では、リスクの指標ボラティリティはどうでしょうか。

ISK/JPY:12.76 [%]
AUD/JPY:12.83 [%]

こちらもほぼ同様です(値は年率換算)。

ついでに相関係数も調べてみました。
ISKJPYとAUDJPYの長期チャート


相関係数は0.85ですので、このような長期で見た場合ほとんど同じ動きをしています。

では、高金利のアイスランドクローナ、過去の金利推移はどうだったのでしょう。
ISKアイスランドクローナ金利推移

実は2%台の低金利時代もあったのです。99年から段階的に利上げがあり、2000年頃には7%近くになっています。

ちなみにこの間、アイスランドの通貨クローナは、固定バスケット方式から変動バスケット方式に移行しています。
通貨バスケット方式は、他国の通貨レートに合わせて自国のレートを決める方式です。
ISKが変動バスケット方式になってからはユーロやポンドを合わせて50%弱、アメリカが約25%、そしてその他欧州通貨という風にウェイトづけがされています。
また変動幅も10%程度と大きめに設定されてきています。

その後、2002年頃にはまた利下げが始まり2%~3%という低金利の時がありました。
2004年から金利上昇が始まり現在に至っています。
今回調べてみてわかりましたが、ISKは歴史的な高金利通貨というわけではないのですね。

では、歴史的に高金利を続けてきた豪ドルと比較して果たしてどうなのか。
これについては次回の記事で書いてみます。

なおチャートや統計値については、いつものFX分析ツールを使っています。このようなケースでのデータの分析にぜひご活用ください。

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