ここでは、2007年03月に掲載されたFX関連情報を掲載しています。
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2007/03/26(月) 00:01
為替変動の影響を受けにくくするためには相関を考慮して通貨ペアを組み合わせます。これは「通貨の分散」です。

では各通貨ペアのポジション量をどれくらいにすればよいのかということが気になりますね。今回は具体的な数値を計算してみます。

例として、ポンド円(GBP/JPY)とアフリカランド円(ZAR/JPY)のロングで考えます。

GBP/JPYとZAR/JPYの組み合わせは、相関係数が約0.13です(2003年~2007年の4年間)。
クロス円は一般的に値動きが似るのですが、ZARはボラティリティが高いため、ZAR/JPYはどのクロス円とも相関が低めになります。つまり、通貨の分散効果はあるわけです。

次の表を見てください。

為替ポンドとランド

(期間:2003/3~2007/3の週次データ)

GBP/JPYとZAR/JPYの為替レートの最大、最小、平均値です。
しかし為替レートはきれいな分布をしていないので、この値はあまり参考にならないということを以前の記事でも書いています。→ヒストグラム為替レートの変動幅と変動率

そこで為替レートの変動幅と変動率を見ます。

FXポンドとランドσ

(期間:2003/3~2007/3の週次データ)

σは標準偏差で、データの散らばりぐあいとか、ぶれの大きさを示しているのでした。
ただし為替レートは正規分布でないため、σはあまり参考になりません。
そこで、変動幅(直前のレートとの差分)と変動率(直前のレートとの変化率)のそれぞれについてσを使うのでしたね。過去記事→標準偏差の計算値

変動幅σについては、GBP/JPYが2.0に対して、ZAR/JPYが0.3となっています。
この意味は、GBP/JPYがだいたい週次データでは±2.0円の幅に収まり、ZAR/JPYではだいたい±0.3円の幅に収まるということです。絶対値がわかります。

変動率σについては、GBP/JPYが約1.0に対して、ZAR/JPYが約2.0となっています。
この意味は、ZAR/JPYは、GBP/JPYに比べて2倍の変動率(ボラティリティ)をもっているということです。相対値が分かります。

以上2点から言えるのは、ZAR/JPYの方が変動リスクが2倍高いが、対円レートの変動幅として比較すると、約1/7程度(= 0.3/2.0)ということですね。

このとき、ポジション量の組み合わせとしては、GBP/JPYを1万通貨、ZAR/JPYを7万通貨とすると、変動幅が同じになります(ボラティリティは変わりません)。
GBP/JPYのレートはZAR/JPYにくらべて、14倍くらい大きいです(2007年3月末現在)。
レートの絶対値は14倍も違うわけですが、ポジション量としては1:7くらいにすればちょうど良いということです。

それでは、AUD/JPYとUSD/CADのように、基準となる通貨が違う場合はそのように考えたらのよいのか。これについては、次回記事でアップします。

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2007/03/11(日) 23:41
先週の為替相場。ドル円は115円の底が簡単に割れないことを確認し、レンジの中程まで上昇していきました。

予想を超えて不利な方向へ相場が行くときは不安になりますよね。
今回ドル円相場で114円が見えたときはどうだったでしょうか。

いったいどこまで行ってしまうのだろうと。自分のポジションはどうなってしまうのか。含み損を笑えなくなるとき。FXってやっぱり怖いと。

でも、どこに大底があるのか、チャートと統計データで大まかなレンジ、ボックス圏を把握していれば、為替がどう動いてもこれを判断基準としてシナリオを作ることができます。

114円後半で跳ね返されて底堅いようだったら、~しよう。
114円を割れてしまったら、~しよう。あるいは、~しない。

大底やレンジが分かっているのと分かっていないのでは、精神的にも全く違います。同じFX相場を眺めていても気の持ち方が違います。
この精神的な負担というのは、ある意味大きなコストだと思います(これについてはまた別の機会に述べます)。

今回の荒れ相場、年に数回しかやってこない大きな津波だったわけですが、過去に津波が来たことを知っていること、過去に発生した津波の大きさがどれくらいか知っていることはとても大事です。備えあれば憂いなし。FXでは統計データが役立つことは間違いありません。

統計データは過去のデータなので、将来を予想することはできませんが少なくとも、過去のパターンを見抜いて今の相場に活用することはできると思います。FXで取引している人は、みんな過去のデータを見ています。チャートも全て過去のデータですからね。

私がスワップ派と一緒に開発したFX分析ツールは、90種類以上の通貨ペアについていろんな統計データを計算することができます。統計データは過去のある時点での結果だけを知っていてもあまり役に立ちません。統計データもじわじわと変化していくからです。

最新の為替レートを自動取得し、いつでも任意の通貨ペアのデータを把握するツール、当初は自分用に作っていましたが、より多くの人に使っていただくツールとして「FX分析ツール」を開発しました。「スワップ金利運用の極意」というレポートとセットで現在販売中です。人数限定価格となっていますのでお早めに。

ランキングで活躍中のFXスワップ派も、FX分析ツールを使用しています。
2007/03/08(木) 13:38
スワップ派に限らず、為替証拠金取引で最も難しいのは、レバレッジのコントロール、つまり資金とポジションの管理ではないでしょうか。

いろんな通貨を売買してリスク分散をうまくやっても、為替変動の影響を完全にゼロにすることはできません。このため証拠金に対するポジション量をうまく管理しなければなりません。資金とポジションの管理です。

デイトレや、スイングトレードをやる場合、ストップロスを設定しておくのはすごく大事なことです。これはスワップ狙いの長期投資でも同様で、資産を守る最後の手段はストップロスしかありません。

しかし、これがわかっていてもなかなかできないこともあると思います。
たまたまストップロスを付け忘れたがために、そのポジションの含み損が大きくなって身動きが取れなくなってしまうケースなど。私も経験があります。

取引ごとに自分でストップをつけることが苦手な人にとって、これをシステム面でサポートしてくれるものがあるのを知りました。FXプライムの「選べる外貨」というシステムがそれです。

■FXプライムの「選べる外貨」■
このシステムでは、ポジションを建てるごとに8種類のコースの中からどのレバレッジにするかを選択します。そしてあらかじめ許容損失額を設定しておきます。

一般的なFXシステムではトータルの証拠金に対して、含み損がある一定以上基準に達すると強制決済されます。しかし、FXプライムの「選べる外貨」では、ポジションごとにレバレッジを設定することができます。

つまりストップロスをつけなくても、損切りが必ず行われるように自動的にストップロスがつくということです。証拠金トータルのレバレッジではなく、ポジションごとのレバレッジコントロールが可能であるということですね。これはなかなか面白いシステムだと思います。

FXプライム

このほかFXプライムがこだわっているのは、会員向けの「情報サービス」。
FXプライムは伊藤忠グループの為替取引専門会社とのことで、情報サービスとして次のような特色を打ち出しています。

・ディーラーが独自の分析や見通しをタイムリーに提供するデイトレ向け情報
・金融情報専門会社からのマーケット情報
・伊藤忠商事のエコノミストや資産運用のプロがアカデミックに相場分析するレポート

スワップポイントも高め、受け取りスワップは証拠金に反映されるので(引き出しは不可)、複利効果を狙った長期運用にも対応できるでしょう。

FXプライム
2007/03/06(火) 00:37
ドル円が115円台になりました。

レンジの底は前回記事で示したように114円台なので、ここを試しに行く可能性は大きくなってきています。今週、来週で流れが見えてくるでしょう。

114円台は非常に大きなサポートなので簡単には割れないはずですが
もし割れると別のレンジに移ってしまうことが予想されます。

ただしドル円114円台のロングは、長期的にはなかなかいい水準だと思います。去年109円台まで下落したときは、どうなるのだろうとおもいましたが、長期的には円安と予想すれば、109円台というのは一時的なぶれと理解しています。

110円台前半ということになると相当買い圧力が出てくるはずですからね。そう考えると、資金的な余裕のある場合、レバレッジが低く抑えられる場合は、買い増し水準にあり、レバレッジが高い場合は様子見ということになるでしょう。

年に数度しかない円高というのは確かにやってきました。
今回は戻しにも時間がかかると思います。焦らずゆっくりきたいところです。

こんな時はアクセス数がすごくアップしますね。
ランキング。上位者は誰でしょうか?
2007/03/02(金) 12:33
ドル円が117円台になりました。
スワップ派がそろそろ仕込みたいタイミングでしょうか。

為替証拠金取引をやっていると、半年に一回くらいは必ずこういう局面が訪れますよね。スワップ派でもヒヤッとする方、チャンスと思う方、いろいろだと思います。

ドル円、クロス円の下落局面、確かなもののようです。2006年は年末の大相場はなかったですが、ここにきてようやくという印象を持っています。

確認のため『FX分析ツール』でヒストグラムとチャートを出してみました。
ヒストグラムの考え方は→FXスワップ派はどの通貨をどのタイミングで買うべきか。

外国為替ドル円


これは2000年1月からのデータで出力したものです。緑色の線を、ペイントツールで引いてみました。
このところドル円は、122円と上値を狙っていましたが、今回の円高で緑色の枠の中で示したレンジに引き戻された感があります。

チャートを見てみます。

FXドル円チャート


赤いラインを手で引いています。いまの117円台という水準がどういうものかなんとなく見えてきますね。個人的には、ドル円にとって一番居心地のいい水準がこのあたりで、このレンジに収まるようにいろんなベクトルが働いているような気がします。

こちらのレンジに引き戻されたことがはっきりしたら、スワップ派としてはポジションを追加したいですね。

こういう場面、「チャンスかどうか迷うとき」は、損切りライン決めておき、スワップ用ポジションとして育てていくかどうかはあとで決定すればよいと思います。

ドルがらみ通貨では、ドル/スイスもなかなかよい水準に来ていると思います。良い水準とは、長い目で見ると含み損を抱える可能性が少ないという意味ですが。もちろん下にレンジブレイクしたときはポジション整理も必要ですが、狙いたいですね。

ただし不用意にレバレッジを上げたくないのでポジションを増やすためには、資金を追加し、レバレッジを抑えることが大事です。ここ一週間くらいで評価益は減っているはずですから、レバレッジも自然と高くなっているはずですからね。

スワップ派としてはこういう場面でどんどん買い増しはせず、「様子見しながらすこしづつ」が基本だと思います。

「FX分析ツール」を使えばこのようにチャートとヒストグラムを表示して長期の為替データを把握することができます。

ところで、ランキングの方はどうなってますか?

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