ここでは、2006年12月に掲載されたFX関連情報を掲載しています。
--/--/--(--) --:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2006/12/26(火) 02:36
FXでスワップ金利目的の運用をするときは、レバレッジ3倍~5倍が適正とよくいわれます。
しかし、レバレッジ50倍以上でもリスク少なくスワップ金利を受け取る方法があることを知っていますか?

※この手法は通用しません(2007年4月現在)。香港ドルの金利上昇の影響

リスクとリターンのバランスによってはこのような方法も可能です。
FXにおけるリスクとは、為替変動のしやすさのことで、ボラティリティともいいます。

通貨ペアによってボラティリティが違うことは以前記事に書きました。
為替変動があるために、レバレッジを高くすることが危険というわけです。
逆に、為替変動が少なければ、レバレッジを高くしてもよいということになります。
ボラティリティの大小によって適切なレバレッジも変わってくるということです。

レバレッジが3倍~5倍というのは、一般的な通貨ペアだったらおおよそこれくらい
変動するというところから出てきた数字なのです。

もし為替変動がまったくなくて、スワップ金利ももらえるとしたらどうしますか?
私なら、レバレッジを最大にします。仮に金利1%だとしても、レバレッジ100倍で
金利100%です。こんなことになったら笑いが止まりませんね。

実は、こんな笑いの止まらない通貨ペアがいくつか存在します。
それはドルペッグしている通貨です。ドルペッグとは、通貨レートを米ドルと連動させることです。
ペッグ制をとっている通貨としてよく知られているのは香港ドルです。
今回は香港ドルを紹介します。

香港ドルは、米ドル連動といっても完全に一致しているわけではなく
1USD が 7.75~7.85HKD の範囲に収まるようコントロールされています(2005年5月以降)。
現在は、1USD = 7.77HKD 前後で取引されています。

いつものように過去のチャートを見てみます。

FX香港ドル/米ドル2000年


2000年から2003年前半までのUSD/HKDは、7.80HKDでほとんど変動していません。
2003年後半に急降下していますが、その後は、7.75~7.80HKDのレンジに収まっています。

念のため期間を長くとったチャートも見てみます。

FX香港ドル/米ドル1996年


2000年以前は、7.75HKDを下回った水準であるもののやはり変動幅は少ないです。

では、具体的なシミュレーションをしてみましょう。
今回は、「最大レバレッジ200倍」「スワップも良い」「信託保全」のFX Online Japanでの取引条件に当てはめてみます。

<シミュレーション条件>
◎通貨ペア:USD/HKD
◎ポジション:10000通貨ロング
◎スワップポイント:3.0HKD (年利換算で約1.2%)※2006年12月現在
※2007/2/28より1.0HKD程度に低下しました
◎為替レート:1USD = 7.78HKD, 1HKD=15円, 1USD = 117円

仮に、口座に2万円あるとします。
USD/HKDを1枚買いポジションをとるとき、次のようになります。

 レバレッジ:117×10000÷20000=58.5倍
 必要証拠金:117×10000×0.005=5850
 余剰証拠金:20000-5850=14150

この条件で、USD/HKDがどのレートまで下がってもロスカットに耐えられるかを
計算すると、7.6859 HKDとなります。

100pips米ドル安になったときに費やされる証拠金:1170000÷7.78×0.01=1504
余剰証拠金で何pipsの米ドル下げに耐えられるか:14150÷1504×100=941pips
ロスカット水準レート:7.7800-0.0941=7.6859 HKD

過去のチャートとドルペッグ制を考慮すると1USD = 7.70HKDを下回る可能性はほとんどないと思われます。
20000円の証拠金でUSD/HKD1枚ポジションをとってもリスクは小さいといえるでしょう。

リターンは、3.0HKD×365=1095HKD。JPYで16425円。なんと年利にして80%以上!
もちろん、このスワップ金利が長く続くことはないと思われます。
※当時の1/3に減ってしまいました(2007/2/28現在)
しかしスワップポイントが半分になったとしても、年利40%は期待できるわけですから現時点では、かなり効率が良いことには間違いありません。

スワップ金利狙いでもボラティリティが低ければ高レバレッジで運用できるこということですね。
ボラティリティが低い通貨ペアは金利も低いのが通常です。
このケースは、レバレッジを高くすることで、少ないスワップ金利を大きくするという計算例でした。
リスクもドルペッグ制によて抑えられています。

万が一、香港ドルがペッグ制をやめたり、連動が間に合わなかったり(?)したときには
為替レートが大きく変動することになります。たとえ瞬間的なことであっても
FXではロスカットの対象になりますから、要注意です。
ロスカットになっても笑って許せる程度の金額にしておいたほうがいいでしょう。
大きな金額をこの方法で運用するのはお勧めしません。

USD/HKDのスワップ金利が高くハイレバレッジにできるのはFX Online Japanのみです。

他のFX会社では、ここまで効率よく稼ぐことはできませんので興味のある方は
高レバレッジ、高スワップ運用も検討してみてはいかがでしょうか?
↓本番と同じ条件で、デモ取引も可能です(無料無期限)。
FX Online Japan

※USD/HKDのスワップレートがどのようになっているかはご自身でもチェックしてください

スワップ派のランキングではドルペッグ通貨の高レバレッジは常識?

スポンサーサイト
2006/12/21(木) 23:36
FXの通貨ペアの組み合わせについて質問を受ける事があります。
ひとつは、こんな質問でした。

豪ドル/米ドル(AUDUSD)と豪ドル/円(AUDJPY)は、チャートが似ているため
次のようなポジションを建てるとスワップ金利も受け取れてリスクヘッジになるのではないか?

 1)豪ドル/米ドル(AUDUSD) ショート
 2)豪ドル/円(AUDJPY)  ロング

つまり値動きの似ている2つのペアで反対の売買をすることでヘッジをねらいます。これは考え方としては正しいです。
しかしこのケースでは豪ドルで売りと買いの両方のポジションを建てていることになるため、どこか変な感じもします。この組み合わせが有効なのかどうかをよく考えてみます。

まず、チャートが似ているという1)2)を実際に見てみます。
チャートの期間は、1年、3年、6年、10年です。

2ペア比較チャート1年

これは2006年のAUD/ドル、AUD/円のチャートです。形状はとてもよく似ていますね。相関係数も0.71と高めです。

2ペア比較チャート1年

これは2004年~2006年のものです。2005年の後半でやや形が崩れています。相関係数は0.43と低くなりました。

2ペア比較チャート1年

これは2001年~2006年のものです。そっくりというわけではありませんが全体で見るとトレンドは似ています。相関係数も0.94と高めです。

2ペア比較チャート1年

そしてこれが1997年~2006年のものです。やはり全体のトレンドは似ています。相関係数も0.860と高いですね。
このようにトレンドが一致していると形状が違っていても相関係数は高くなります。


次に重要な点があります。AUD/USDショートとAUD/JPYロングを
同数ポジションをもったときはAUDの売り買いを同時に建てることになります。これはどのような意味があるのでしょうか。

 1) AUDUSD ショート = USD買い、AUD売り
 2) AUDJPY ロング  = JPY売り、AUD買い

1)と2)でポジション数量が同じのとき、AUDは売りと買いが同数あるため帳消しになり、USD買いとJPY売りだけが残ります。
つまり、実質的にはUSDJPYのロングとほぼ同じになります。

仮に次のようなレートだったとします。

 AUDUSD = 0.784 [USD]
 AUDJPY = 91 [JPY]
 USDJPY = 116 [JPY]

1), 2)でそれぞれ1万通貨のポジションがあると
ポジションの価値は次のようになります。

 1) -10,000[AUD] = 7,840 [USD]
 2) +10,000[AUD] = 910,000 [JPY]

このポジションを合算すると、AUDの価値は差し引きゼロになり

 3) 7,840[USD] = 910,000[JPY]

と等しいことがわかります。一方で、USDJPYの1万通貨は

 4) 10,000[USD] = 1,160,000 [JPY]

です。3) と 4)を比べると、3)の方が通貨数は少ないものの
USD買いJPY売りで同じです。つまり、1), 2)を組み合わせることで
7840ドルのUSDJPYのロングポジションと同じ
ことになります。

直感的に理解するには、次のような数式にします。

 AUD/USD(-) × AUD/JPY(+) = USD/AUD(+) × AUD/JPY(+) = USD/JPY(+)

という関係です。()内の符号はプラスはロング、マイナスはショートです。
ただし、1) と 2)でポジション数が違うときは、単純にこのような関係には
なりません。

この結果をどう考えればよいのでしょうか?

1)を1万通貨ショート、2)を1万通貨ロングすることで
ドル円ロングとほぼ同じになってしまいました。

証拠金は、1), 2)それぞれのポジション毎に必要なので単純にコストが2倍です。
レートのスプレッドと、スワップポイントのスプレッドも2重に発生して不利です。
結局この組み合わせは、投資効率が悪いといえます。


あまり意味がないようにも思えますが、次のような場面では有効かも知れません。

 A) 擬似的な両建て(利益確定したい時)
  AUDJPYのロングポジションがあり、そろそろ高値圏だと思われるため
  利益確定をしたいとします。しかしスワップ金利がなくなるのは避けたいとき
  相関の強いAUDUSDをショートすることで擬似的な両建てとなります。
  このようにすると、AUDJPYが下落しても発生した評価益はほぼ確保されます
  (相関関係が続く限り)。さらにスワップ金利も入ってきます。
  AUDJPYが上昇すると、評価益はそれ以上増えませんが、スワップ金利は
  やはり確保できます。
  
 B) 擬似的な両建て(損失を限定したい時)
  AUDJPYのロングポジションがあり、評価損が拡大しているとき
  これ以上損を増やしたくないけど、スワップもあきらめられない
  というときは、AUDUSDのショートで擬似的な両建てをします。
  これによって、AUDJPYがどちらに動いても評価損はほぼ固定されます。
  スワップ金利も継続して入手できます。
  
 C) 通貨の分散
  この例はAUDUSDショートと、AUDJPYロングを同じ枚数にしたため
  AUDが帳消しになりUSDJPYと同等のポジションとなりました。
  しかし通貨数を異なるように配分すれば、AUD, USD, JPYそれぞれ
  について買いと売りで通貨分散の効果があります。

A),B)とも疑似両建のためには証拠金が必要です。このポジションが
本当に効果的なのかはよく見極める必要があります。

C)は間違いではありませんが、複数ペアでポートフォリオを組んでいて
ある通貨について売りと買いの反対のポジションが存在するときは
一般的には資金効率が悪くなる
ということを意識しておいた方が良さそうです。

AUD, USD, JPYの3つの通貨について円を売ってAUDとUSDを買うという
分散投資をするなら
素直にAUDJPY、USDJPYロングの方が資金効率は良いことになるでしょう。

デイトレードやスイングトレードのような比較的短期的なトレードでは
このようなことをあまり意識しなくても問題にならないと思いますが
スワップ派は、一度保持したポジションは基本的にそのまま持ち続ける
ので分散の効果や資金効率をよく考慮するのが重要です。
自分は、どの通貨を買いたいのか、売りたいのか。ここをよく
考えてからペアを選ぶのも良い方法だと思います。

通貨分散はスワップ派の基本戦術です。
スワップ派のポートフォリオを参考にするならランキングサイトで!
2006/12/17(日) 08:18
たまにはスイングトレードのことも書いてみましょう。
(週前半にmixiで書いた記事と似ています。)

ドル円、クロス円が戻しています。
日銀の金利政策で利上げが見送られるとの噂が流れているからのようですが。

しかし!!こんな時ほど注意が必要だと思います。
つり上げておいて、一気に落とすファンド筋の罠かも知れません。

ということで、ここはショートのスイングを狙える場面かも知れないと思っています。
今年最後の大相場? あるとしたらここでしょう。

こういう博打相場の時は、参加料を払うのが当然と思って参戦します。
週明け上昇が止まったのをみてショート注文し、リミットは浅めで。
上がったら、それはそれでおとなしく損切り(参加料を払う)。

利上げについてサプライズがあれば一気に円高に持っていきたい
筋がたくさんいるはずなので。

こういうときの、スワップ&スイングのテクニックとしては
ドル円117円~118円で2枚ショートしたのなら
下落後の114円台で4枚ロングして2枚決済。
スイングでちょっと儲けて、ロングの良いポジも増えるという具合です。

円の利上げに賭ける博打ですので、純粋スワップ派の人はやらないようにお願いします。

他のトレーダーはこれをチャンスと見ているの?確認するならランキングサイトで!
2006/12/11(月) 00:28
FXをはじめるようとしている人から、どこの会社の口座を作るのがよいかを聞かれることが増えてきました。スワップ金利をメインとしたレバレッジの低い運用方法は、FXの初心者にもお勧めしやすいので、スワップ金利ならセントラル短資FXをすすめることが多いです。

私がセントラル短資をFXメイン口座にしているのは次の理由からです。

・スワップ金利の有利さ
・通貨ペアの種類(通貨分散に最低限必要なペアが揃っている)
・会社の信用度
・新機能や通貨ペアの拡充に積極的
・外貨受けができる
・サポートが良い、ユーザ対応が柔軟

スワップ金利が高く業界トップ。中長期のFX運用では大きな違いになってきます。またスワップ金利分は決済なしでも毎日口座に反映されるため、出金することもできます。そのまま証拠金にあてがうことも可能です。貯まったスワップ金利でポジションを増やすことも可能ですから複利的な運用も可能です。

通貨ペア数も重要です。セントラル短資の取りそろえている通貨ペアは、相関関係を考慮して通貨を分散をするのに必要なのペアが揃っていることわかりました。これは欧州通貨のバリエーションが増えたのと、アフリカランドや、香港ドルのようなマイナー通貨も取り扱うようになったからです。今後もスワップ派に人気のマイナー通貨(タイバーツやトルコリラなど)が増えることを期待しています。取り扱い通貨ペアが多いのは、リスク分散のための重要なポイントです。ドル円、クロス円だけでは十分なリスク分散ができません。

会社の信用度も申し分なし。短資会社は歴史が長く金融機関と金融マーケットが機能するための橋渡し役です。気になる人は、セントラル短資の主要業務会社概要をチェックしてみてください。

新しい取り組みには積極的。大手FX会社の中ではいちはやくアフリカランド円を1万通貨で取引できるようにしたのも記憶に新しいところです。

外貨受け(外貨調達、受渡取引)ができるのも大きな特徴です。ポジションを決済するかわりに、外貨で受け取ることができます。ドル円のポジションがあれば、決済せずにドルのまま引き出す方法があります。これは両替と同じ事になりますが、コストが安く済みます。このほかドル/スイスのようなポジションを決済すると、スイスフランが口座に残ります。円ではないことに注目してください。この対象となる通貨はドル、スイス、ポンド、カナダドルです。これを利用して通貨の分散をすることもできます。とても面白いシステムです。

サポートも良いです。メールでも何回か問い合わせをしたことがありますがいつも返事が早く的確です。これはポイントが高いです。

ちょっと気になっているところも実はあります。

・取引システムがいまいち理解しづらい、とっつきにくい
・ポジション毎のスワップポイントの収益がわかりにくい
・取引単位が大きい

上の2つは、デモトレードで訓練すれば、飲み込めるところだと思いますが
取引単位が1万通貨なので、資金が50万円以上くらいのところから
スタートせざるを得ないのがちょっと難点かなという気もしています。

いくつか難はあっても、ゆっくり増やしていきたい人にとって総合力ではここに勝るFX会社は今のところないと考えています。



2006/12/01(金) 18:20
スワップ派が通貨を選択するときは、その通貨のリスクとリターンの両方を見ます。

●リスク:FXにおける通貨のリスクとは通貨ペアのポジションをとったときの為替変動です。為替変動リスクを示す指標としてよく使われるのが、変動率の標準偏差(ボラティリティ)です。変動率は以前にも紹介しました。

●リターン:スワップ派にとってのリターンは「為替差益」ではなく「スワップ金利」です。

このように考えると、リスクとリターンを計算し比較することでどの通貨ペアが有利なのかを知ることができます。

今回はリスク、リターンそれぞれの数値を通貨ペア別にグラフ上にプロットし、視覚的に分かりすくしたものを紹介します。

FXスワップ派リスク対リターン

※統計期間は2004年1月~2006年11月末

横軸がリスクで、縦軸がリターンです。右に行くほどリスクが高く、上に行くほどリターンが高いことを示しています。通貨ペア別にリスク対リターンが一目で分かりますね。リターン(スワップ金利)は最新のレートから年率に換算しています。

同じリスクをとるなら、リターンが高いほうが有利です(NZDJPY>AUDUSD)。同じリターンを取るなら、リスクが低いほうが有利です(GBPCHF>EURJPY)。

そして、複数通貨をうまく組み合わせることで、リスクとリターンを左上の理想的な位置へ近づけることができます。

今回、この表を作成するのに協力してくださったのはロストマンさんです。
ロストマンさんは、第2回FXリアルトレードコンテスト(2005年9月~12月)で優勝された経験があり、またスワップ派としての投資戦略はとても緻密で、データ分析も非常に深い考察をされています。私もいつも勉強させていただいています。各所にちりばめられたお宝記事を探してみてください。

ヒラリーマン投資家の外国為替証拠金取引

ロストマンさんの複数通貨の分散、30以上のマイナー通貨まで駆使した投資戦略はとても参考になります。

為替戦略 複数通貨ペアのポジションを持つ

これからもスワップ派を応援するならランキングサイトで!

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。