通貨オプションの活用

ここでは、通貨オプションの活用 に関するFX情報をご紹介しています。
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2008/09/06(土) 20:14
FX相場の下落トレンドでスワップ派に有効な戦略は?

ここ数カ月、円高の小波、中波が何度かおしよせてきていますが、もっと大波が来てもおかしくない状況ですね。 何度か話していることですが、ヘッジファンドの手じまいは年内いっぱいは続くのではないでしょうか。こういうときは新興国通貨、高金利通貨は何より先にリスク回避で売られます。

ロイターニュース
世界同時に株安・債券高、起点にヘッジファンドの資金繰り難
ヘッジファンドの解約が増加、先物ショート手仕舞いで株価急騰

ユーロ、オセアニア通貨もわかりやすく下げています。円高なので、今が仕込みのチャンスなのかというと、時期尚早といえそうです。下落が続く中、反転の兆しがほとんど見えていないからです。FXで新規ロング狙いの人は、こんな時は何もしないのが、一番シンプルで損をしない方法です。

ここのところは1日にびっくりするほど動くというよりも、1%~2%の下落がしばしばやってくるという印象があります。 オセアニアやユーロ圏が対円で下落する見通しについては、かなり前から警報出していましたが、実際に2006年以前の水準に戻ってきた感じです。チャート的には重要なサポートラインに差し掛かっている通貨が多いようです。

2006年当時よりも信用不安、インフレ、利下げなどがテーマとなっている今の地合からすると、リスク回避方向への動きが継続しそうですね。

個人的には、もうすぐ保持3年になるポジションもあるのですが、長期用のポジションはいいタイミングで整理できたようです。半分くらいは残しながら、最近は、オセアニア通貨や、ユーロなどの下落トレンドの強さから、通貨オプションを使ったコール売りを2週間~1か月満期で続けています。これはある意味ショートをやっているのと同じことなんですね。

9月もまだまだ荒れそうです。下落相場なのでスポット(現物)でショートするのもいいですが、今のところはオプションの方が自分にとってはやりやすいです。
※スワップ派が下落トレンドで使える戦略として通貨オプションの活用。これは最後に解説します。

さて、ここ最近になってオセアニア通貨のポジションについての相談が増えています。 やはり皆さん高金利通貨に関心があるんですよね。
「待ちに待った下げが来た!・・・でもこの下げ方は急すぎてどうしたものか?」

このブログにも、オセアニア通貨については書きましたが、別のところに書いた日記を引用してみます。以下一か月前の日記からの引用です。

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結論から言うと、NZドル円、豪ドル円などの高金利通貨は、2006年以前からFXをやっている人でないと「ポジション保持しているだけで利益を出す」のは困難です。
私も8月に入ってから長期保持のポジションを決済しつつあります。今のレートよりも安いところで買っているので、差益+2~3年のスワップ金利が得られています。あるいは、スワップ益が為替損を上回っています。2007年以降では、このようなポジションはほとんど作ろうとしても、なかなかできなかったはずです。

どこまでも上がり続ける豪ドルやNZドルを長い間見ていると、ちょっとさがったら買いたくなるものだと思います。しかし今のような下げ基調が明らかな時は、安易にロングするのは避けた方がいいと思います。

まず、これから新規ポジションを狙う場合。対応が簡単な順番に書くと

1)下げが落ち着き底入れを確認するまで待つ
2)レジスタンスラインでロングする、ストップロスは浅めに
3)買ってもよいレートを決めて指しておくか、オプションを売り続ける

それぞれメリット・デメリットがあります。

すでに含み損のポジションがある場合。
そしてオセアニア通貨の下げ基調は確実とみるなら。

1)半分ずつポジション決済する(後悔が少ないです)
2)目をつぶって全部損切りする(安くなってから買えばいい、より好機をとらえたらよい、すっきりしますよ)
3)レジスタンスラインまで粘る(一発逆転狙い→たいてい失敗します)
4)両建てする(精神的なクッションになりますが、決済と同じなので経済的合理性はありません)
5)ドテン売りする(これできるスワップ派がいたらかなり器用な人です)
6)通貨オプションでヘッジする(ヘッジするためのオプション買いは今高くつきますが)
7)低レバだしいざとなったら現受け(デリバリー)するから絶対に売らない(長期投資家、上級者のみ可能)

2005年12月~2006年6月までNZドルのきつい下げがありました。今の状況ととてもよく似ています。
このときは68円が底でした。私は80円くらいから買い下がりましたが、結局ストップロス5円と決めたポジションはほとんど残らずロスカットでした。戻りを確認してからロングしたポジション(70円台、72円台)がいまでもなお生き延びています。

もう一つ思ったのは、皆さんレバレッジが結構高い!いざとなったら他から資金を移せるのかもしれませんが、レバレッジが高くて含み損ポジションある人は、あっという間に強制決済で資金が無くなります。過去そういったケースを何度も見てきています。

一般的にはスワップ派は安く仕込んでのお宝ポジでも3倍くらいが限度です。
相関を駆使してポートフォリオを作って頑張れば5倍くらまでいけることもありますが。初心者なら2倍くらいでしょう。建値にもよりますが、2倍なら安全運転です。

といっても2倍程度でも為替損でへこむ人もいますから、感じ方は個人差があり一概には言えません(実際の損失の大小よりも、その損失に対する痛みの感じ方が人それぞれ違う)。
とにかく致命傷を負わないように、大負けしないように長く続けることが大事だと思います。

まぁ今回の下げ、何事もなかったかのように元に戻る可能性もないわけではありません。元に戻らなくても急激な下落なので、調整はあるでしょう。
しかしファンダメンタルズ的にもオセアニア通貨が上がる可能性は少ないと思います(原油価格が高騰すればまたある程度つられるでしょう)。テクニカル的にも対ドル、対円でそれぞれ重要なサポート割れを続けています。
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・・・3週間ほど経過し、

円>ドル>ユーロ>オセアニア

という関係はさらに鮮明になっています。
スイングトレーダー、デイトレーダーは、こんな相場なら「戻り売り」を狙いますよね。下落トレンド、暴落したときというのは、行きすぎで値を戻してくるものです。この戻ってきたところでショートポジションを取るというものです。

ロング主体でやっている人は、既存ポジションとの兼ね合いもあり、なかなかやりにくいでしょう。
スワップもマイナスになってしまいますからね。通貨オプションを使えば利益出しながら、戻り売りを狙えます。

スワップ派にとって次の一手は?
上に書いたとおりなのですが、その中でも通貨オプションを使う方法。
これを身につけておくと、FX相場をニュートラルにとらえ余裕を持って見ることができるようになります。

通貨オプションの売買は、複雑で概念を理解するのが難しといわれます。ですがどれか一つのパターンだけでも理解してしまえばその先もわかるようになってきます。こんな時の一例は、下落が続きそうな通貨のコールオプションを売ります。

例えば今87円台の豪ドル/円が、92円まで戻したら短期的(1週間~1か月)にはそれ以上の上昇は可能性が少ないとみる時。92円で豪ドル/円(AUDJPY)のコールオプションを売ります。売った時点でオプションのプレミアムとして利益となります(レートはあくまでも一例です、推奨ではありません)。

もし満期時で92円に達しなかったら、売ったオプション価格分だけ利益確定です。「戻り売り」で狙いの92円まで届かなかったのと比べるとプレミアム分の利益獲得ができたことになります。つまり、実際にトレードをしなくても、利益を得ることも可能です。スワップ益と同じような感覚だという人もいます。

逆に満期で92円を超えた場合。オプション買い手側の権利行使により、あなたが売り手なら92円でAUDJPYショートポジションが自動的に発生します(※通貨オプションの業者により異なります)。92円が天井との見通しから外れて100円まで上昇ということになると、スポット(現物)FX取引のショートと同じで損失となります。

このように、通貨オプション売りを活用すると何もできずに相場を見ているだけではなく、利益獲得のチャンスがあり選択肢が増えるのです。見通しと反対に動いた場合には、損失が発生するのはスポット(現物)の取引と同じことです。

通貨オプションはこのほかにも損失に対するヘッジなど様々な活用方法があります。ところが、FXの通貨オプションの売買ができる業者は、国内に2社しかありません(2008年9月現在)。ややこしさがネックになっているのだとは思いますが、自分の使いやすいように、使いたい時だけ使うというのもいいのではないでしょうか。まさにオプション=選択権ですね。

私が利用しているのはSVC證券です。

通常のFXができることに加え、金利変動面で有利なフォワード取引も可能です。FXはSAXO系で通貨ペア150種類以上。これらの口座と損益合算してオプション取引ができるのが最大の魅力です。オプション取引はややスプレッドが広く手数料もかかりますが、国内では現在のところ最も有利な条件を提供しているFX業者です。最近は信託保全の開始や、CFD取引も取り扱いを始めるなど、新しいことに積極的な印象を受けます。

スワップ派も口座を準備しておけば、このような下落トレンドでも利益機会を増やすような投資戦略の幅が広がることでしょう。通貨オプションの記事は時々ブログにも掲載予定です。

オプション取引可能!【SVC證券】
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