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以前、このブログでもドルコスト平均法のような積み立て方式で定期的にポジションを建てていく方法をいくつか紹介しました。
アフリカランド円の記事がそうです。これも一種のシステムトレーディングです。しかし、もっと単純な方法ですごい運用成績を上げておられる方と最近知り合いになりました。外国為替証拠金取引が流行るずっと前の、豪ドル円が60円台のときの買いポジションがあるという強者です。
それだけではなく、ドルスイスなどのレンジをうまく利用してスワップ+スイングで長期的に利益を得ている方です。
mixiの方でも、やりとりさせていただきシンプルなトレードルールに触れることができました。以下、coolieさんから頂戴したコメントです。
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単純売買のポイントは、二つだけです。
(1)戻ってくるレートの見極め(戻ってこないと困る)
(2)資金量に応じた売買枚数と売買幅(途中で資金不足になっては困る)
特に(1)ですね。月足を見て買うなら安値圏、売るなら高値圏のものを選ぶ、ってただそれだけですが。
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つまり、為替は必ず大きなレンジで動きいつか戻ってくるということを前提に、売り買いの場所を決めるんですね。レバレッジも高くないのがポイントです。
そして「想定しない為替レートの動きがあると損失が雪だるま式に膨らむので、それだけは注意」ということです。こちらのサイトでそのシンプルなルールと、運用成績をご覧下さい。
外国為替の単純売買
為替証拠金取引はいろんなトレード方法があり奥が深いですね。
ところで、米ドル/香港ドルの高レバレッジ高スワップの記事がとても評判が良かったため、香港ドルについて調べることにしました。
先週、香港に行って雰囲気も感じ取ってきましたのでまたレポートします。
スワップ派の応援をランキングにてお願いします!
分布を見たのが前回の記事でした。
今回はいくつかの通貨ペアについて、数値データを比較して特徴を見てみます。

期間:2003/1/1〜2006/8/31の約3年半
A,B,Cはわかりやすいと思います。
それぞれ期間中の為替レート最大値、最小値、平均値です。
ただし、この値だけを見ても実態がつかめないので
為替レートをヒストグラムで見るのが良いのでしたね。
D,Eはそれぞれ次のようなことを知るため目安になります。
D:一日の変動幅[Pips]のぶれの大きさ
E:一日の変動率のぶれの大きさ
ここでいう「ぶれの大きさ」とは標準偏差(σ)のことです。
標準偏差は統計的なデータの散らばり度合いを示します。
Eはよくヒストリカル・ボラティリティとも呼ばれます。
ボラティリティは文脈によっていろいろな意味で使われますが
Eは日次のヒストリカル・ボラティリティです。
(期間ボラティリティは後ほどで出てきます)
またσはリスクの指標としても使われます。σが大きいほど
ぶれが大きく、為替変動リスクが高いということです。
今回は、各通貨ペアの変動リスクをσで比較します。
なおDもEも正規分布に近い形をとることがわかっているので
標準偏差の性質から次のことが言えます。
・約68%の確率で±σに収まる
・約95%の確率で±2σに収まる。
たとえばドル円の日次変動幅σは0.651です。
一日の変動幅としては、約68%の確率で±0.65[pips]に収まり
約95%の確率でその2倍の±1.3[Pips]の変動幅に収まります。
また変動率σは0.58%なので、こちらも約68%の確率で±0.58%に収まり
95%の確率で±1.16%の変動率に収まります。
※完全な正規分布でないので数値は目安

実際にドル円(USD/JPY)とポンド円(GBP/JPY)を比較します。
Dの変動幅σは、ドル円の0.651に対してポンド円は1.106であり
ポンド円がドル円の約2倍になっています。
一方Eの変動率σをみるとドル円の0.58%とポンド円の0.56%は
ほぼ同じですね。
つまりポンド円はドル円にくらべて約2倍の上下幅をとっているが
変動率としては同程度ということです。これは為替レートの絶対値が
違うためです。
またドル円とNZドル円を比べてみると、NZドル円の変動幅σは
0.50でドル円より小さいのですが、変動率σはNZドル円が0.70%と
ドル円より大きいです。これはNZドル円の方が変動幅は小さいけど
為替レートとしては動きやすいということです。
通貨ペアの変動幅をみたいときはDをつかい、他と比べて
どれくらいの変動リスクがあるかを見たいときはEを使います。
絶対値で見るならD、相対値ならEということです。
これらは両方の数値を見ることでより通貨ペアの性質がわかってきます。
FXでは絶対値で見ることも重要です。
ところで、ヒストリカル・ボラティリティというと通常はある期間における
変動率として計算されます。
今回の期間は約3年半とっていますのでこの日数で換算した値も
参考までに示しておきます。変動幅についても同様に計算しました。
大小関係は日次のD,Eと同じです。

ということで、スワップ派が通貨を選ぶときのポイントを2回にわたって
解説してきました。これまでの内容をまとめておきます。
1)スワップが安定しているかを調べる→政策金利の推移
2)今の水準が安いのか高いのかを知る→ヒストグラム
3)下落幅のリスクを調べる→変動幅σ
4)他の通貨とリスクの大小を比較する→変動率(ボラティリティ)
5)通貨分散でリスク分散する→相関関係、相関係数
これらを考慮し最適な通貨ペアを選び出し、適切な時期にポジションを
増やしていくのが長期のFXスワップ戦略といえるでしょう。
参考になった方は↓一票お願いします。

運用期間は長くなります。
前回は金利差の見通しと過去の為替レートをヒストグラムで分析する方法を紹介しました。
今回は通貨ペアの特徴を分析する方法として
為替レートの「変動幅」と「変動率」について解説します。
どちらも為替レートがどれくらい変動しやすいものなのかを知るときの指標になります。
まず最初に前回同様、ドル円のヒストグラムを見てください。
(期間は2003/1/1〜2006/8/31)

このように分布には偏りがあるというのが前回の話でした。
このように為替レートはきれいな正規分布になっていないことがほとんどです。
このため平均値を求めたり標準偏差を計算してもあまり有効な数値として
使えないことがあります。
今回は、為替レートの変動具合について調べるため次の数値を使用します。
・前日からの変動幅 [Pips]
・前日からの変動率 [%]
この2つは似ているようで異なります。
Pips値は、通貨ペアの最小取引単位として知られています。
どれだけ変動したかの幅であり、FXでは1万通貨あたりの損益です。
ドル円なら1Pips(0.01円)動いたときの損益は100円で
ユーロドルなら1Pips(0.0001ドル)動いたときの損益は1ドルです。
FXで損益計算をするときは、この変動幅[Pips]が重要ですから
Pips値の統計をとることにします。
ただしPips値だけでは役不足の時があります。
複数の通貨ペアを比べて変動の割合が大きいか小さいかを
知るためには基準を合わせる必要があります。
通貨の単位が合わないと比較がしにくいからです。
このためPipsだけでなく前日の為替レートから何%変動したかを
変動率として求めることにします。
この変動率は、ボラティリティとも呼ばれます。
為替レートの「変動幅」と「変動率」の数値を算出し、ヒストグラムにしたのが下のグラフです。
(順に変動幅[Pips値]、変動率[%])


どちらも、ほぼ正規分布になっていることがわかりますね。
中心のゼロ付近が最も頻度が高くなっています。
つまり変化しない割合の方が高いわけです。
ゼロから離れていくにつれて頻度は減っていきますが
それだけ為替レート変動も大きくなることを示しています。
グラフの両端をみると、頻度が極めて少ないものの
大きく変動したことがあるのが分かりますね。
ついでにポンド円についてもヒストグラムも示しておきます。


余談ですが、このグラフから面白いことが分かります。
ゼロを中心としたとき、マイナス側はプラス側に比べて
バーがなだらかにすそまでのびていますね。
またマイナス側の最小値は、プラス側の最大値よりも
ゼロから離れています。
これの意味することは、ポンド円の為替レートは
上昇よりも下落の方が大きく動きやすいということです。
「ショートは足が速い」といわれるのが視覚的に分かりますね。
この傾向は、クロス円全般にあります。
次回はこのヒストグラムで視覚的に分かったことを
数値データとして示し、各通貨ペアの特徴を比較します。
(次回に続く)
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FXでスワップ金利の獲得を中心にトレードをしていると
運用期間は長くなります。
その間、為替レートが大幅に下落する可能性もあります。
「いったいどの通貨ペアをどのタイミングで買えばいいのだろう?」
今回は次のポイントで考察してみます。
・金利差の変化の見通し
・過去の為替レート
運用期間は5年〜10年くらいと想定します。
まず金利差は、各国の政策金利の変化とおおよその水準を調べます。
主要通貨なら三菱商事フューチャーズの政策金利一覧表が参考になります。
金利が低いのはスイスや日本で、金利が高いのはオーストラリア、ニュージーランド、英国等ですね。ここには出ていませんが、南アフリカも高金利です。この先、金利が逆転する可能背はゼロではないにせよかなり低いと思われます。
次に過去の為替レートを調べます。長期でみると為替レートはある幅に収まります。
過去の為替レートは、今の水準が高いのか低いのかの目安になります。
おなじみのチャートを見るのも一つの方法です。チャートは時間的な変化を知る場合に役に立ちます。
しかし、期間中の為替レートの分布を知るにはちょっと役不足なんですね。
今回紹介するのは、為替レートのヒストグラムです。
次のグラフは、ドル円の日足データを使ってヒストグラムにしたものです。
ヒストグラムとは、階級毎に発生頻度をカウントしたものです。
(期間は1996/1/1〜2006/8/31)

横軸はドル円の為替レート(1円毎に区切り)で、縦軸は頻度(この場合は日数)。
これを見ると、大きな山が2つあることがわかります。
100円〜113円までと、114円〜125円は頻度が高いですね。
さらに詳しく見ると105円〜109円と116円〜121円が目立っており
この2つのレンジだけで全体の約50%を占めます。
ちなみにこの期間におけるドル円の為替レート平均値は116.26円です。
平均といっても、必ずしも発生頻度が高いわけではないことがわかりますね。
※分布がきれいな形をしていないときは、平均値や分散、標準偏差といった値には注意が必要です。
このように過去の為替レートをヒストグラムにして分布を調べると意外なことがわかってきます。
このヒストグラムを見てドル円を長期保有のため買うかといわれたら、ちょっと判断に迷いますね(2006年9月9日現在)。
次にポンド円のヒストグラムを見てみます。

こちらは2円刻みとなっています。
149円〜179円の小さな山、181円〜207円の大きな山があります。
期間の平均レートは189.55円で、2006年9月9日のレートは218円です。
長期保有で買うとすると、ちょっと避けたい感じがしますね。
少しだけ保有するなら良いかもしれませんが。
最後に、ドルスイスのヒストグラムです。

期間の平均レートは1.4293ドルですが、これも偏りが大きいので
平均レートは、ほとんど意味のない数字ですね。
2006年9月9日のレートは1.2472ドルです。
一つめの山の真ん中あたりです。
前の2例よりも、下落リスクはまぁ少ないように見えますね。
ということで、チャートではなかなか見えてこないことが
ヒストグラムを見るとわかってきます。
必ずしも過去のレートが将来の動きを保証するものではありませんが
為替レートの動きを分析する一つのツールとして使えるはずです。
他にも、通貨ペアを選ぶ際には、レート変動のしやすさ(ボラティリティ)を
目安にする方法があります。いずれ紹介します。
参考になった方は↓一票お願いします。

※本文は買いポジションでスワップ益が発生する通貨ペアを前提にしています。
売りポジションでスワップが発生する通貨ペアの場合は、「買い」を「売り」に
為替レートが「上がる」を「下がる」読み替えてください。
ポジションに評価益が出て利益を確定したくなるときがあります。
「いったん利益確定してから下がったところで新たにポジションを
持ちたいけど、そのまま買い場がなく上昇してしまったらどうしよう?
大事なスワップ金利収入はなくなってしまうし・・・。」
このような経験をされたことはありますか?
スワップ中心のトレードで為替差益が発生ときにどうするか。
この対処についてはいろんな考え方があります。
これについて読者の方から質問をいただきましたので
今回はいくつかの考え方を紹介します。
(1)スワップオンリー
資金的余裕があり実質レバレッジが相当低く為替相場を見なくても良い。
そしてスワップ益の額に満足している場合は、スワップオンリーの方針を貫きます。
つまり基本的には利食いをしません。
将来は私もこのスタイルにしたいのですが、まだ十分なスワップ利益が
得られていないので、為替差益も場合によってはゲットしたいと考えます。
(2)利益確定の基準を決めておく
ポジションがある基準を上回って利益を出しているときは利益確定する。
利確するのは利益がいくら以上になったときとか、何pips以上上昇したときとか
何%以上上昇したときというようにあらかじめ基準を決めておきます。
例えば、発生している為替差益をスワップ金利で獲得するときの日数に
換算する考え方もあります。
○○日を超えるときはいったん利益を確定するというように定めます。
ドル円で1日1枚のスワップポイントが150円だとすると3万円になるまでには
200日を要します。ところがある時点で3万円の為替差益(含み益)が
発生しているならば200日分のスワップポイントをすでに獲得している
ことになります。決済してしまうとスワップポイントは発生しませんが
200日の間に為替レートが下がって買い場がやってくる可能性があるとして
利益確定するということです。
(3)維持したいスワップ金利の額で決める
毎月最低限維持したいスワップ益から逆算してポジション数を調整します。
たとえば、現在毎月5万円のスワップ益があるとき、毎月4万円以下には
したくないという場合は、その分だけポジションを残して決済します。
(4)迷ったときはポジションの半分を決済する
為替レートがここから上がるか下がるはある意味でどちらも確率は1/2です。
ですから判断に迷うときは半分を決済してしまい利益を確定する。
そして残りの半分についてはまだ上昇する可能性を残しておくという方法です。
これはポジション数が多いほど有効に働きます。ポジションを常に半分ずつ
減らしていくことで大きな選択ミスをしなくてすみます。
経験上、将来に選択肢を残すことができるので自分の決定に後悔することが
少なく精神的に楽です。
通貨ペアは複数保持していたほうが作戦の幅は広がります。
資金が少ない場合でも、最近は1000単位からのポジションを
持つことができるFX業者も増えてきています。
評価益が出ているポジションについての考え方は
人それぞれですが、いったん利益を確定する方針であれば
あとは基準(ルール)を作るだけということになりますね。
このような基準を持っていますか?
もしなければ基準を定めておくと良いかもしれません。
※本文は買いポジションでスワップ益が発生する通貨ペアを前提にしています。
売りポジションでスワップが発生する通貨ペアの場合は、「買い」を「売り」に
為替レートが「上がる」を「下がる」読み替えてください。
スワップ派がたくさんいるランキング
1)スワップ金利を重視する
・長期間にわたって利益を出し続ける
・トレードに費やす時間を最小限にする
・リスクを極力を分散する
2)スイングトレードで原資を増やす
・数日間〜数週間のレンジ相場でトレードする
・ロング/ショートのどちらも仕掛ける
・システムトレードに徹する
◎私のFX目標
1)スワップ用のポジションで年利30%
・スワップ金利4%〜7%の通貨ペアを保持する
・レバレッジは5倍程度までとする
・為替変動の影響を受けにくいポジションを構築する
・為替差益が発生したら決済することもある
・利益の75%は原資に充てる
2)スイングトレードで年利30%以上
・基本的には数日間のレンジ相場で仕掛け
・ストップとリミットを必ず設定する
・月利5%を超えた分はスワップ用口座の原資に充てる



















